おはぎときなこ

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親を見送る年になってしまいました

すっかりご無沙汰しているうちに
どうやら梅雨も明けてしまったようですね、みな様どうもごきげんよう^^;)

この1ヶ月、事の大小は様々に色々とございまして
あれこれ書こうと思えど、1個詰まってしまうとなかなか先に進めぬこの性格。

まずはこれを書かねばね。

実は先月6月9日、実家の父が亡くなりました。
親が逝ってしまうという事は、いつかは来ることだとわかってはいても、
1番考えたくないことのひとつ。
ついに私も親を見送る年になってしまいました。

急に具合の悪くなってきた父のお見舞いに、6月10日に行く予定を
なんとなく1日早めて早朝準備している最中、危篤の連絡が入りました。
間に合わないかもしれないのは覚悟の上でとにかく急いで向うと
一度は呼吸が止まりそうになっていたのが、なんとか頑張ってくれて
私達が病院に到着して1時間後、静かに息を引き取りました。
意識はありませんでしたが、家族みんなに見守られ声をかけられながらの
穏やかな旅立ちでした。
もう痛いことも苦しいこともないかと思うと、それだけが救いです。


ここ何年もあっちこっちガタがきてはいたけれど、そうは言ってもまだまだ元気だった父ですが
急に弱ってきたのは昨年あたりから。
実家には1年に1度位しか帰れていなかったのが
『カタヅケの手伝い』という名目で、昨年の12月と今年の3月立て続けに帰省していたのは
ちょっとそんな気配があったからだったりします。

4月に自力で歩けなくなり入院。
その後、医療設備のある老人施設に転院した時
もう家には帰れないかもしれないと、覚悟しました。
その時が一番泣けたなー。

今更ながら、実家の浜松と、ここ上越は車なら5時間、
電車で最短の乗り継ぎでも3時間半の距離。
『実家が遠いと帰省も旅行気分でいいね~』とよく言われるが
結婚する時の最も悩んだことは、親の死に目に会えないかもしれないこと。
友人や家族の誰かが困っていてもすぐに助けに行ってあげられないこと。

もっと近くにいてあげられればと思ってもこればっかりは仕方がない。
自分で選んじゃったんだから。
夫との結婚を意識し始めた頃、父に聞いたことがある。
『ねぇ、私が遠くに嫁に行っちゃったらイヤ?』と聞くと
『別にお前がいいだったらいいよ~』と軽く即答した父。
本当はあれこれ思っていたのかなーと今更ながらに思うが、もう聞けない。

あ~ぁ、やっぱり長くなっちゃいました^^;)
お葬式以来、兄や母は色々とその後の手続きや何やらで忙しかったと思うが
私はこっちに帰ってくれば通常通りで、遺影を毎日見る訳でもなく
イマイチ父がいなくなっっちゃった実感がない。
でもこうやっていざ書くと、初めて色々思い出してしまってダメだね。
だからなかなか書けなかったんだ^^;)

そうそう長くなりついでに、『遺影』と言えば・・・
今回遺影に選んだ写真は5年前私の結婚式の時、当時3歳の姪が撮った父の写真でした。
兄のカメラをぶら下げてパシャパシャ写真を撮る姪に向かって、
ちょっととぼけた顔で両手でピースしている父。
目に入れても痛くない程、まさに父の『生きがい』だった孫娘に見せた顔が
嬉しそうに笑っていて、さすがにピース部分はカットですが、いい写真でした。

その孫娘が、病気が早くよくなるようにと折り紙で作ってくれたひも付きのお守りを
数珠の代わりに手に巻いて、お棺の底には家族全員からのメッセージを入れた。
大好物のウィスキーを、普通はお水を含ませる、
あの綿棒のお化けみたいなのにたっぷりふくませて
親戚全員で順番に飲ませてあげて、ちょっと笑った。
きれいな顔だった。
田舎みたいに近所の人達がお手伝いしくれるシステムのない都会の葬儀は忙しく
走り回っていた私は、会場のスタッフと間違われ2回もトイレの場所を聞かれた。
私の友達や仕事仲間が通夜にたくさん駆け付けてくれて
お父さんのお蔭で、本当に久しぶりに懐かしい人たちにも会えた。

急なことで色々大変だったけど、でもいいお葬式だったと思う。
今週末四十九日が終わったら、父のあの写真を、見える所に飾ろうと思う。

まずは身内ごとで恐縮ですが、ご報告まで・・・。


追伸:いい年をしてお恥ずかしゅうございますが^^;)
コメントを頂いても気の利いた事、うまくお返事かえせないかもしれませんので
今回はコメント欄閉じさせていただきますです。
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by kinakotoohagi | 2012-07-18 19:01 | その他