2014年 08月 19日
猫ってね、うちの子の話じゃないんですのよ。
新潟県上越市市内で猫の多頭崩壊がおこっています。「多頭崩壊」とは避妊や去勢をせず猫を飼い続けた結果、増えすぎて手に負えなくなり、まさに崩壊し行政や保護団体にレスキュー依頼がはいることです。
今回は成猫・仔猫あわせて約50匹以上という、大規模崩壊!!お世話をしてくれるボランティアや資金が必要です。長くなりますが、目を通して頂けるとありがたいです。
【現状】当初、糞尿だらけの人間が息もできないような劣悪な環境で生活していた猫達は、現在新たに別の場所へ移動し、オスとメスに区別され、トイレもご飯もある程度行き届いた状況下にあります。10頭以上いた仔猫は上越動物保護管理センターに保護され、現在治療などのケアをされ、里親を探す方向。30頭以上いる成猫は、順次一時預かり出来る方に保護してもらい、健康面や精神面のケア後、里親募集に切り替えます。
★緊急に募集★
①トイレ掃除やエサやりをしてくれるボランティア募集!
現場は上越市内です(詳細は直接)昼間、都合のつく時間でお世話のお手伝いをしてくださる方が足りません。1回数名で行います。その日参加できる人数にもよりますが、所要時間は約1時間~2時間。猫によっては人馴れしていない子もいますが、触ってほしくてすり寄ってくる子もいます。里親にもらわれる為にも、人に慣れるよう、できる方は触ったりブラッシングもしてあげてください。
②一時預かりしてくれる方募集!
多頭で生活していたので、里親を探す前に一般家庭での生活が必要になります。その子の性格を把握し、どんな家庭に向いているか、健康面や精神面のケアをしてくださる、新しい里親さんに引き渡す前に愛情持って飼育してくださる「一時預かり」さんが最も不足しています。やってみたいけど、自分にできるか不安な方はご相談ください。知識・経験豊富な方にアドバイスいただきます。(現在いる成猫は、年齢は不明ですが、立派な体型の大人から、若猫まで色々。人懐っこいかわいい子もたくさんいます)
③物資の寄付をお願いします!
現在「猫砂・猫フード・」が慢性的に不足しています。両方とも安価な物で構いません。それからお宅で使っていない「猫トイレ」があったら譲ってください。ご協力くださる方はメッセージでご連絡ください。
④資金の寄付をお願いします!
上の物資だけでなく、作業に必要なゴミ袋やゴム手袋・マスク、消毒薬などの衛生品や消耗品など。これから動物病院にかかる医療費も莫大になると思います。ご寄付の意志のある方メッセージでご連絡下さい。私個人ではなく活動している団体の方へ、おつなぎします。
以上4点、出来る範囲でご協力ください。Facebookやブログでシェアして頂けると助かります。
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◎主たる活動は、新潟県上越市で動物愛護活動をしている団体「どうぶつの気持ち」さんとボランティアが行っています。http://ameblo.jp/info-dafk/page-2.html
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今回、私もお世話のボランティアに関わっています。最初は本当に目を疑う劣悪な環境で猫達も生気がなく、異常な雰囲気でした。病気の子も何頭か亡くなった子もいます。マスクを2重にしていても匂いだけでクラクラ、目に染みる感じの異臭には本当に驚きましたが、その後ボランティアの皆さんの活躍や心ある建設業者さんがお手伝いいただいたお蔭で環境改善され、猫達も驚くほど回復し顔つきも穏やかになってきました。まだ盛大に威嚇したり逃げる子もいますが、今すぐ譲渡できそうな程人懐っこくてかわいい子もたくさん!写真の黒白&グレーのキジトラの子なんてゴロゴロいいながらブラッシングの奪い合いです(笑)
飼い主は認知症の高齢者。ここまで来る前になんで?と思いますが、個人の責任だけではなく行政や地域等、その奥には様々な問題があります。人間を責める前にまずは猫達の健康優先!ということで、皆さん動いています、団体としてもここまでの多頭崩壊は初めてで対応に追われています。色々不備もあるかと思いますが、きちんと対応していきたいと思いますのでよろしくお願いします。かわゆい多頭猫達に愛の手をヽ(^o^)丿