おはぎときなこ

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大切なのは潤い

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金曜日の読売新聞にこんな記事が出ていた。

子供の頃、転んでひざ小僧をすりむくと消毒液を塗ってガーゼを当てる
『乾かす』ことが大事とされてきましたよね。

ところがそれはまったくの誤りだそうな!

『湿潤治療』(うるおい療法、閉鎖療法とも言われる)とは・・・・
傷ついた皮膚の表面では傷を回復するための細胞が活発に働き出す。
その自然治癒力を最大限生かす方法らしい。

そういえば何年か前にも治療家の方から(H坂先生)この話を聞いたことがある。

手順は
①水道水で傷口を洗う
  水分はタオルなどで軽くふき取る

②食品用ラップを傷より少し大きめに切り、そこにワセリンを塗って傷口にあてる。
  あとはテープで固定したり必要ならば包帯を巻く。ラップは毎日取り替える。



擦り傷や切り傷は一週間程度で治りきれいな肌がよみがえるとのこと。

大切なのは
傷口が膿んでジュクジュクしても傷を治すための体液なので拭き取ってはいけない。

消毒液は傷を治そうとする細胞まで殺してしまい、回復を遅らせる。

傷口の乾燥を防ぐことは、痛みの軽減にも繋がる。


あらためて聞くと、たしかに『へ~』なのである。
以前オートバイで事故った時、体中に擦り傷を作った。
そのときに最もひどかった左腕の内側のアスファルトで擦れた火傷。
乾燥させたせいで、あっと言う間にかさぶたになったが、
実は中でひどく膿んでいてかえって治りが悪くなり
いまでも直径3cmくらいの薄いケロイド痕がある。
当時こんな療法を知っていれば、
うら若き乙女(当時は若かった)の柔肌に跡を残すこともなかったに違いない!?

そう言えば最近一般でも市販されている『傷パワーパッド』って
同じような理屈だろうな~。

と言うわけで、早速我が家でも実験をしてみました!
昨日の朝のオハキナ家。
わたくし、サバの味噌煮の加熱されたお味噌を左手の甲にベチャッと飛ばしてしまいました。

『ピギャ~!?』

急いで水で冷やすもジンジン痛くなるばかり
氷をタオルに包んで幹部にあてるが、痛いので夫に八つ当たりしてみる。
記事の中に火傷の症例もあったため『実験してみよう!』となぜか嬉しそうな夫。
ワセリンがないので、ローズヒップ入りのオイルを幹部に塗りラップで幹部を覆う。

あ~ら不思議!あっと言う間に痛くない!

『乾燥防止は痛みの軽減にも繋がる』とは確かに当たってる。
結局、その後普通に生活し今は跡すら残っていない。

ラップやワセリン類を防災用品の中に入れておく必要があるかも
災害が起きたとき、少しくらいの傷ならこれでなんとかなるからね。

石岡第一病院の夏井睦(まこと)医師のHPには
様々な症例やケアの仕方が載っている。
実際の外傷治療例の写真も掲載されていて、少々生々しいが
たった数日で傷が驚くほどきれいになって行く様子は驚きです。

実際、素人がどこまでやっていいのかという判断は必要だと思うし
どの症例に対しても万能かどうかは難しい。
医師の判断が必要なことも当然あるだろうが
HP上での夏井医師の非常にユニークな文章とキャラクターだけで
一発で私はこの先生のファンになってしまい
『湿潤治療』の信奉者となったわけである。

人間どんな仕事をしていようと、潤いとユーモアは大切だ!

☆夏井睦医師のHP
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by kinakotoohagi | 2007-09-23 11:09 | その他